お久しぶりです! kappasan_kappasanさんにリクエストです 今日石狩の

お久しぶりです! kappasan_kappasanさんにリクエストです
今日石狩の海に今年初の釣りに行ってきました
場所は前回の30cmほどのギスカジカが釣れた場所です
そこでこのカジカが釣れたのですが、ギスカジカとは何か違うような気がするのです
僕は個人的にベロか何かじゃないかなと思うのですが、種類の特定をお願いしたいです
腹側には生殖突起のような物が見受けられました



お久しぶりです。寒い中、相変わらず出撃されてるんですね~(私も他人のことを言えませんが…笑)。
ところで、写真からは何とも判別がしがたいです。ベロかニジカジカのように見えますが、この2種類はサイズが小さめだと実物を前にしても迷うんですよ。
ベロは20cmを超えることはまずないので、それより大きければ問答無用でニジカジカと言い切ってしまっても良いと思いますが、それ以下のサイズだと「うーむ、どっちだろう???」と悩まされます。
違いは頬の後ろ、鰓蓋の後縁にあるトゲの形が一番分かりやすくて、ベロだとかなりまっすぐなトゲ状ですが、ニジカジカは小さい団扇状というか、カウボーイの靴のかかとに付いている「拍車」みたいな感じに出っ張っています。
サイズが15cmとか悩ましい大きさなら、この部分を見てもらうと見分けられると思います。
あとは目の後ろ、頭のてっぺんの皮弁の違いでしょうか。ニジカジカの方がスベッとしていてベロの方がちょっと見はフサフサした感じに見えます。
載っている写真だと、頭の部分の「質感」がちょっと分かりにくいのと、エラぶたの突起と比べると、30cmを超える大きなニジカジカにも、擬態の都合なのか頭がフサフサして見える個体が時々見つかるので、絶対的な判別点にはしづらい気がします(図鑑などだとニジカジカの頭はスベスベか尖ったトゲのみ…と書かれたものも多いですが実際にはフサフサっぽい個体も結構居ます)。
エラぶたの後ろの縁のギザギザはよく見れば分かると思いますので、実物のエラぶたをよく見てみて下さい。
もう一点。最近、温暖化の影響なのか、北海道でも以前は居ないと言われていたエリアでアサヒアナハゼが目撃されています。
アサヒアナハゼは「チンチンハゼ」などというダイレクトにHな別名でも呼ばれている地方があるように、オスの生殖突起が他のカジカ目の魚よりも大きくて目立つのが特徴です。カジカ目の魚は卵胎生じゃない種でも卵胎生への過渡期的な受精行動をとるものが多く、そういった種類では体外に放精するのではなくメスに精子を預けてメスの産卵時に受精させます。そのため、大なり小なりオスには生殖突起がある種が多いんですが、アサヒアナハゼのブツは初めて見た時に笑っちゃったくらい目立つんですよ(これホント)。
写真の魚はアナハゼではないと思いますが、もし、釣り上げた時に水色っぽい生殖突起が極端に目立つ魚が釣れたら、tenpa_tenpa_tennenさんの普段のフィールドだと本来生息していないと言われている地域なので、お住まい近くの水族館や大学などに標本として届けると貴重な情報として扱われるかも知れません。温暖化の一つの証明でもありますが、もしハグレ個体のようなピンポイントではなく、日常的に釣れるくらいに定着しているんだとすると、図鑑の記載を書き換えるくらいの事態ですからね。渡島半島以南、というのが定説ですからね。
とりあえず、写真の個体はベロかニジカジカだと思います。
それぞれの画像や見分け方などを検索してみて、実物と見比べてみていただくと、すぐに分かると思います。ただ、市場だとそもそも区別されずに全部ベロかベロカジカになっていることも多いくらいですし、アナハゼも含めてカジカ類全般があまり詳しく区分されずに利用されていることも結構多いのも確かなんですよね。
◆回答ありがとうございます
この魚を見て気になったことが一点あるのですが
生殖突起は雄にしか無いのでしょうか 雌にもあるのでしょうか
この日釣れた同じ種類のカジカはみな(15匹くらいです)
生殖突起を持っていて不思議だったのです